2号機ピットに亀裂 コンクリート注入する処置
Posted by menfashion on Tuesday, May 10, 2011
トリーバーチ 深刻な状況が続く東京電力福島第1原子力発電所の事故で、東電は2日、2号機の取水口付近にあるコンクリート製の立て坑「ピット」に高い放射線量の水がたまり、側面の亀裂から海に流出していたと発表した。放射性物質(放射能)で汚染された水が海に流れ込んでいる場所を確認したのは初めて。この経路が2号機の汚染水と海をつないでいる可能性があり、東電は同日夕、流出を止めるためピットにコンクリートを注入する応急処置を行った。 東電によると、ピット近くの海水から、法が定める海水の濃度限度の1千万倍に当たる放射性ヨウ素131を検出した。3月30日には同原発の放水口周辺の海水から4385倍のヨウ素131が検出されているが、これはピット近くの極めて高濃度の海水が沖で希釈されたものだという可能性がある。 ピットは保守管理用の電源ケーブルを収容するための穴で、縦1・2メートル、横1・9メートル、深さ約2メートル。ここに深さ10~20センチの水がたまり、海に面した側に約20センチのひび割れがあった。作業員が2日朝、ピット側面をみたところ、亀裂から水が流れていることを確認。ピット内の放射線量は水の表面付近で毎時1千ミリシーベルトを超え、ピットの開口部付近でも400ミリシーベルトを測定した。 1千ミリシーベルトを超える高い放射線量は、2号機のタービン建屋内や、建屋外の「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった汚染水からも <放射性物質>茨城3漁協、魚介類の「安全宣言」 も出ている。ピットはトレンチとつながっており、東電は、2号機の原子炉で汚染された水がタービン建屋やトレンチを経てピットに至り、最終的に海に流出した可能性があるとしている。 経済産業省原子力安全・保安院は、周辺海域への広がりや、敷地内に他にも流出場所がないか調べるよう東電に指示。東電は同原発と福島第2原発の沖合15キロで海水を採取し、放射性物質の拡散状況を調べる。 原子力安全委員会の代谷誠治委員は2日の会見で、ピットからの流出について「現段階で(健康にただちに影響が出るとは考えていないという)見解を変えるものではない」と述べた。 一方、東電はこの日、原子炉や燃料貯蔵プールの冷却機能回復に向けた作業などを続行した。米軍のバージ船から、冷却のための真水を地上のタンクに移す作業を再開し、2隻目のバージ船も港に接岸した。 3月米国新車販売7か月連続プラス、フォードが12年半ぶりシェアトップ